こんにちは、みさきです🍶
つい最近、ちょっと贅沢してカニをおうちで食べました。きっかけはスーパーの鮮魚コーナー。冷凍の毛ガニが、思いのほかお手頃で…ついついカゴにぽんっ。
その日の夜は、まさに「おうちカニパ」!
でも、ただのカニじゃつまらない。せっかくなら、カニの美味しさを引き立てるお酒で、ちょっとしたマリアージュ気分を味わいたい…そんな気持ちから、いろいろなお酒を用意してみたんです。

その結果、びっくりするくらい素敵なペアリングが生まれたので、今日は「カニに合うお酒3選」をご紹介します。
テーマはずばり——
「シャルドネ・純米吟醸・クラフトビールで、カニの旨味を最大限に引き出す」です🦀✨
カニの味わいって、どんなお酒にも合うの?
まず最初にちょっとだけ、味の話を。
カニの身って、甘くて繊細で、でも旨みがぎゅっと詰まってますよね。
そして味噌は濃厚で、どこか磯の香りも感じさせる個性派。そんなカニには、「優しく寄り添うお酒」も「コクを受け止めてくれるお酒」も、両方がフィットするんです。
だから、ひとつの正解じゃなく、いろんな方向性のペアリングが楽しめるのがカニの面白さ。
今回はそのなかでも、「白ワイン」「日本酒」「ビール」の3タイプから、特に相性がよかったものをピックアップしました🍷🍶🍺
シャルドネとカニの上品マリアージュ
カニの甘みを引き立ててくれたのが、冷たく冷やしたシャルドネ。
特に「樽を使わないフレッシュなタイプ」のシャルドネが、カニの繊細な風味にぴったりでした。
この日選んだのは、「ドメーヌ・アストラック シャルドネ」(南フランス、約1000円)。
レモンやリンゴのような爽やかさがありつつ、ほんのりナッツのようなまろやかさも。
ゆでガニの淡白な味わいに、このワインのやさしい酸味がふわっと重なって、口の中が一気に華やかに…!
冷凍のカニ脚でも、このシャルドネがあればレストラン気分。
レモンを少し絞って、ちょっと塩を振るだけでもう完璧なマリアージュでした🍋
純米吟醸で味噌の旨味を包み込む
カニ味噌、好きですか?
わたしはもう大好物で、お箸の先にちょっと乗せて、ちびちび食べるのが至福の時間…。
そんなカニ味噌に感動の相性を見せたのが、日本酒の純米吟醸。
この日の主役は、福島の銘酒「写楽 純米吟醸」。

華やかすぎず、でも米の甘みと旨みがしっかりあって、カニ味噌のコクを上手に包んでくれます。
お互いが主張しすぎず、でもちゃんと支え合ってる感じ。まさに大人の関係(?)って感じでした。
お刺身と合わせるような清らかな日本酒よりも、ちょっとだけコクのある純米吟醸が、カニとの相性にはおすすめ。
温度は、冷たすぎず「少し冷えた常温くらい」がベストです◎
クラフトビールでカニをカジュアルに!
そして最後に、ちょっと意外だけど大正解だったのが、クラフトビール。
特に香り高いホワイトエールやペールエール系は、カニと相性ばつぐん。
この日合わせたのは、東京・高円寺のブルワリー「ヨロッコビール Pale Ale」(約600円)。
ハーブや柑橘の香りが華やかで、でもボディは軽やか。
これが不思議なくらい、カニの甘みを引き立てるんです。
例えば、カニクリームコロッケやカニグラタンなど、ちょっと洋風なカニ料理には、このクラフトビールが最高の相棒になります。
おしゃべりしながらわいわい食べるなら、ワインや日本酒よりもこっちの方が気楽でいいかも♪
おわりに:カニとお酒で、冬のおうち時間がとびきりの贅沢に

今回の「おうちカニパ」、本当に幸せな夜でした。
お酒と一緒にカニを楽しむって、それだけでちょっと特別な時間になりますよね。
どれもお手頃価格で買える銘柄なので、気軽に楽しめるのもポイント◎
ちなみに、友だちはクラフトビール派、私はシャルドネに1票。カニ味噌はふたりで仲良く日本酒に…なんてシーンもあって、もうほっこりが止まりませんでした。
今度はズワイガニで、また違うお酒とペアリングしてみたいなぁ。
みなさんもぜひ、「カニ×お酒」の世界、ゆるっと楽しんでみてくださいね🦀✨