カレーといえば、ビールが定番のお供。でも、ちょっと待って!甘口白ワインや日本酒と合わせると、カレーのスパイスやコクがグッと引き立つことをご存知ですか?今回は、いつものカレーをワンランクアップさせる意外なペアリングをご紹介します。おうちカレーがもっと楽しくなること間違いなし!
カレーとお酒のペアリング、実は奥が深い!
カレーはスパイスの種類や調理方法によって味わいが変化するため、意外とお酒とのペアリングが難しい料理。でも、お酒の持つ甘みや酸味、香りがスパイスと絶妙にマッチすると、驚くほどバランスの取れた味わいになるんです。
カレーに合うお酒を選ぶ3つのポイント
- 甘みがスパイスの刺激をやわらげる
→ 甘口の白ワインや貴醸酒のような濃厚な甘みが、カレーの辛さをマイルドに。 - 酸味がカレーのコクを引き立てる
→ フルーティーな酸味があると、カレーの脂っこさを和らげて食べやすく。 - 香りがスパイスとの相乗効果を生む
→ アロマティックなワインや吟醸香のある日本酒は、スパイスと絶妙なハーモニーを奏でる。
甘口白ワイン×カレー = スパイスを引き立てる意外なマッチング!
甘口の白ワインは、スパイスの刺激を包み込みつつ、果実のフレッシュな香りでカレーの奥深い風味を引き立てます。辛さのある料理と甘口ワインのペアリングは、実はソムリエの間でも定番なんですよ!
おすすめの甘口白ワイン
- ゲヴュルツトラミネール(フランス・アルザス、ドイツ)
→ ライチやバラの華やかな香りがスパイスとベストマッチ!特にタイカレーやスパイスカレーと相性抜群。 - リースリング(甘口)(ドイツ・モーゼルなど)
→ 蜂蜜のような甘みとシャープな酸が、カレーのコクを引き立てる。キーマカレーや欧風カレーにぴったり。 - モスカート・ダスティ(イタリア)
→ 微発泡の軽やかな甘みが、スパイスの刺激を優しく包む。ココナッツカレーやエスニックカレーとの組み合わせがおすすめ。
おすすめワイン トリンバック・ゲヴェルツトラミネール
試してみたいペアリング
- 欧風ビーフカレー × 甘口リースリング
→ ビーフのコクとリースリングの蜂蜜のような甘みが絶妙に調和! - スパイスカレー × ゲヴュルツトラミネール
→ ライチや白い花の香りがスパイスの風味を引き立て、よりエキゾチックな味わいに。

日本酒×カレー = まろやか&旨みのペアリング
「カレーに日本酒?」と思うかもしれませんが、意外にも相性抜群!特に、旨みの強い純米酒やフルーティーな日本酒を選ぶと、カレーのスパイスとマッチしやすくなります。
おすすめの日本酒
- 純米吟醸酒(やや甘口)
→ 旨みとフルーティーな香りが、欧風カレーや和風カレーと相性抜群。
例:「獺祭 純米大吟醸」「八海山 特別純米」 - 貴醸酒
→ はちみつのような濃厚な甘みが、辛口カレーと最高のペアリング。
例:「飛露喜 貴醸酒」「黒龍 貴醸酒」 - スパークリング日本酒
→ 微炭酸の爽やかさがスパイスとマッチし、軽やかに楽しめる。
例:「澪」「七賢 スパークリング」
試してみたいペアリング
- バターチキンカレー × 貴醸酒
→ 濃厚な甘みとバターのコクがマッチ。カレーがまろやかになり、よりリッチな味わいに。 - キーマカレー × スパークリング日本酒
→ 微発泡のシュワっとした感じが、スパイスと合わさって爽やかに!
自宅で楽しむカレー×お酒のペアリング術
① レトルトカレーでも楽しめる!
最近のレトルトカレーは本格派が増えているので、簡単にペアリングを試せます。
- セブンの「金のビーフカレー」 × リースリング
- 無印の「バターチキンカレー」 × 貴醸酒
- ファミマの「グリーンカレー」 × ソーヴィニヨン・ブラン
② お酒の温度管理でさらに美味しく!
- 甘口ワインは少し冷やして爽やかさUP
- 日本酒は常温やぬる燗にすると、カレーのスパイスと調和しやすい
③ スパイスを足してペアリングをカスタマイズ!
- クローブやシナモンを加えると、ゲヴュルツトラミネールとマッチ
- クミンやターメリックを追加すると、日本酒の旨みと相性抜群
- トマトやヨーグルトを足せば、ソーヴィニヨン・ブランとよく合う
まとめ:カレー×甘口白ワイン&日本酒で、新しい楽しみ方を発見しよう!
「カレーにビール!」という定番からちょっと冒険して、甘口ワインや日本酒とのペアリングに挑戦してみませんか?スパイスの風味がより奥深く感じられ、カレーの楽しみ方がグッと広がります。
次のカレーの日は、お気に入りのワインや日本酒と一緒に、ちょっと大人なペアリングを楽しんでみてください!