スパークリングワインの魔法!和洋中どんな料理にも合う理由

お酒別ゆるのみガイド

泡を開けるとき、ちょっとだけ特別な気分になる

仕事帰り、ふと立ち寄ったデパ地下で、かわいいラベルのスパークリングワインを見つけて衝動買い。冷蔵庫でキンキンに冷やして、夜ごはんのお供に開けたら…あら、不思議。お刺身にも、ピザにも、冷蔵庫に残ってたシュウマイにも、ぜーんぶ合う!それが私の“泡”との出会いでした。

そこからというもの、「スパークリングワインって万能じゃない!?」と気づき、どんどん虜に。今回は、そんな魔法の飲み物=スパークリングワインが、どうして和洋中のどんな料理にも合うのか、その理由をゆるっと解説してみますね。そして今日は日本の泡をいろいろ紹介しちゃいます。お楽しみに!

泡が持つ、食事との絶妙な距離感

スパークリングワインの魅力って、やっぱりあの「シュワシュワ感」。口に入れた瞬間、泡が弾けて食欲をそそるし、口の中をさっぱりリセットしてくれるんです。だから、脂っこいものにも、繊細な味にも、ちょうどよく寄り添ってくれる。まるで、ちょっと気の利く相棒みたいな存在。

例えば和食。お醤油の塩味や、だしの旨みって、意外と合わせるお酒が難しいんだけど、辛口のスパークリングなら、そっと引き立ててくれるんです。
洋食なら定番のピザやチーズともちろん好相性。さらに中華の油や香辛料にも、泡の清涼感が絶妙にマッチ!

和食×スパークリング=新しい食卓の扉

和食といえば、日本酒やビールが定番。でも、例えばこんな組み合わせ、試してみたことありますか?

  • お刺身×ブリュットのスパークリング
    →白身魚の淡い旨みを引き立てつつ、口の中をさっぱりリフレッシュ。特に鯛やヒラメにぴったり!
  • 天ぷら×瓶内二次発酵のスパークリング
    →揚げ物の油を、細かな泡がスーッと洗い流してくれて、もたれ知らず。

おすすめ銘柄は、山形のシャルドネを使った【タケダワイナリー サン・スフル
日本の繊細な料理に合う、優しい味わいの泡です。

洋食×スパークリング=定番だけど広がる世界

洋食とのペアリングはもはや鉄板。でも、意外と知られてない組み合わせも。

  • カルボナーラ×リースリングのスパークリング
    →チーズや卵のコクを、果実味でふんわり包みこむ。重くならず、最後まで飽きずに楽しめます。
  • ピザ(トマト系)×ロゼスパークリング
    →ロゼのやわらかな酸がトマトソースと相性抜群!

おすすめは、大分県の【安心院(あじむ)スパークリング・ロゼ】
華やかなピンク色とふんわり果実味が魅力で、トマトソースのピザや生ハムサラダとも相性抜群。女子会にもぴったり!

中華×スパークリング=意外とクセになる相性!

中華料理って、味が濃かったり香辛料が強かったりで、ワインが難しい…と思われがち。でもスパークリングは別!泡の“爽快感”がバランスを取ってくれるんです。

  • 餃子×辛口スプマンテ
    →焼き目の香ばしさと肉汁を、炭酸がスカッと流してくれる!
  • 麻婆豆腐×微発泡のペットナット(自然派泡)
    →香辛料にフルーティーな泡が絡んで、クセになる美味しさに。

注目は、山梨県の自然派ワイナリー【ヴィンヤード キクシマ Babujan 甲州 ペティアン ナチュール】(参考:ワインナガサワ公式サイト
日本の伝統品種「甲州」を使ったやさしい泡で、ほんのりグレープフルーツのような苦みと果実感が中華の香辛料と絶妙にマッチ。春巻きや酢豚にもぴったりの1本です。

食卓に、ほんのすこしのきらめきを

スパークリングワインって、開けるだけでちょっとしたご褒美気分になれるから不思議。別に特別な日じゃなくても、ちょっとがんばった日に、ちょっと疲れた日に、自分を甘やかしたくなった日に。

和食にも洋食にも、そして中華にも合うから、冷蔵庫に1本常備しておけば、どんなメニューの日でも“ちょい贅沢”な夜ごはんに早変わり。

いまの私のおすすめは、香川県の【さぬきワイナリー 美珀スパークリング】(参考:公式オンラインショップ
フルーティでやさしい味わいのスパークリングは、和食にも洋食にもスッと寄り添ってくれる存在。キンキンに冷やして、お刺身や鶏の照り焼きと合わせるのもおすすめです。

今日の夜ごはん、泡にしてみない?

スパークリングワインは、ラグジュアリーなお酒…なんてイメージ、もう昔の話。いまは気軽に手に入る価格帯で、しかも国産の素敵な泡もどんどん登場しています。

泡の力で、ふだんの食卓がちょっとだけドラマチックに。
次のおうちごはん、スパークリングワインでゆるっと乾杯してみませんか?

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